口臭検査 結果説明ツール

口臭の原因を数値で確認します

口臭の多くは、細菌が作る「においガス」が関係します
オーラルクロマでは、においガスを3種類に分けて測定します
検査結果とお口の状態を合わせて、改善方法を考えます
口臭の正体の模式図
🦠assets/halitosis_intro.png

このツールでわかること

1 📊

検査結果を数値で確認

オーラルクロマの3つのガスの値を、わかりやすいグラフで確認します

H₂S・CH₃SH・(CH₃)₂S の3種類を測定
2 🔍

考えやすい原因を整理

舌・歯ぐき・乾燥・修復物・鼻や喉の状態など、考えやすい原因の方向性を確認します

気になり度(VAS)も合わせて確認
3 🪥

今日からの改善プランを確認

今回の中心プランと、今日からできる共通ケアをまとめてご案内します

一緒に確認することも整理
4 📅

再測定の目安を確認

同じ条件で再測定するタイミングの目安と、まとめの記録を確認します

印刷・保存して次回に活用

今回のオーラルクロマ結果

この判定は院内基準に基づく目安です。診断は検査値、お口の状態、問診内容を合わせて判断します。

H₂S
0 ppb
CH₃SH
0 ppb
(CH₃)₂S
0 ppb
今回もっとも目立つガス:
簡易タイプ:入力するとここに表示されます

どのガスが目立つかで、原因の方向性が見えます

H₂S硫化水素

主な発生源

舌苔に含まれる細菌が作り出します

においの特徴

硫黄系のにおい

  • 舌苔と関連しやすい — 舌の表面の白い汚れが主な発生源です
  • 口腔乾燥で増えやすい — 唾液による洗浄・抗菌作用が弱まります
  • 起床時・空腹時に強くなりやすい — 唾液量が減る時間帯に増加します
  • ストレスや緊張で唾液が減ると増えやすい — 自律神経の影響
  • 舌のお手入れ習慣と関連しやすい — 清掃の頻度・方法で変化します

舌の汚れがにおいガスの材料になります。やさしい舌清掃と唾液分泌の維持が対策の中心です。

CH₃SHメチルメルカプタン

主な発生源

歯周ポケット内の炎症・出血部の細菌が作り出します

においの特徴

歯ぐきの炎症と関連しやすいにおい

  • 歯周病と関連しやすい — 歯周組織の炎症が発生源
  • 出血・深い歯周ポケットで増えやすい — 炎症が強いほど目立つ
  • 生臭いにおいと関連しやすい — 特徴的なにおいの目安
  • 歯石や歯肉の腫れと関連しやすい — 細菌の温床になりやすい
  • 詰め物・被せ物の段差にも影響 — 汚れが残りやすい部位を確認

歯ぐきの炎症・出血が細菌の材料になります。歯周基本治療とセルフケアの見直しが中心です。

(CH₃)₂Sジメチルサルファイド

主な発生源

鼻・喉・体調など、お口以外の影響も確認します

においの特徴

口以外の要因も確認するにおい

  • お口以外の影響も確認します — 鼻・喉・体調なども確認します
  • 鼻・喉の症状、体調、服薬状況なども確認 — 後鼻漏や乾燥を確認
  • お口の中の原因と合わせて確認 — 複合的に判断します
  • 後鼻漏や鼻づまりとの関連も確認 — 鼻の奥のにおいの影響
  • 気になる場面や時間帯の確認も大切 — 生活背景の整理に役立つ

お口の中の状態と合わせて、鼻・喉・体調・服薬状況なども必要に応じて確認します。

今回の結果から考えやすい原因

Page 2 で数値を入力すると、ここに考えやすい原因タイプが表示されます。

原因タイプ分岐図
🗺️assets/cause_type_map.png

考えられる原因タイプの一覧

👅

舌苔・乾燥タイプ

舌の汚れやお口の乾燥が関係しやすいタイプです

🦷

歯周病・歯ぐき炎症タイプ

歯ぐきの炎症や歯周ポケットが関係しやすいタイプです

🔗

舌苔+歯周の複合タイプ

舌の汚れと歯ぐきの炎症が、両方関係しやすいタイプです

🩺

口以外の要因も確認タイプ

鼻や喉の症状、体調、服薬状況なども確認するタイプです

🧩

複合型

複数の要因が重なっている可能性があるタイプです

🪥

数値は低めタイプ

強いにおいガスは目立ちにくく、気になり度で方針が分かれます

この判定は院内基準に基づく目安です。診断は検査値、お口の状態、問診内容を合わせて判断します。

数値とお口の状態を合わせて確認します

今日からの改善プラン

Page 2 の数値と Page 5 のチェック、気になり度に応じて、改善プランが表示されます。

補助ケアの理由

🦷なぜ補助ケアを使うの?

お口の中に汚れや乾燥があると、においの原因が作られやすくなることがあります。

汚れ 乾燥 磨き残し お口の環境が乱れやすい状態
  • 歯ブラシだけでは届きにくい部分があります
  • 舌や歯ぐきの周囲にも汚れが残ることがあります
  • 乾燥するとお口の環境が乱れやすくなります
  • 毎日のケアを組み合わせることで環境を整えやすくなります

補助ケアは、毎日の清掃を助けて、お口の環境を整えるために使います。

💧ポイックウォーターの役割

清掃前にお口を整え、ケアしやすい状態へ

ポイックウォーターは、ブラッシング前にお口をすすぎ、歯みがきや舌のケアをしやすくする補助として使います。

  • 清掃前にお口全体を整える
  • 舌苔やプラーク表面の環境を整える
  • 歯みがき・歯間清掃・舌ケアと組み合わせやすい
  • においを隠す目的ではない

特に確認したい方:舌苔がつきやすい方/口が乾きやすい方/起床時に気になりやすい方/歯周治療中の方

これだけで治すものではありません。歯みがき・歯間清掃・舌のやさしいケアと組み合わせて使います。

🌱善玉菌タブレットの役割

清掃後に使用し、口腔環境のバランスを整える補助

善玉菌タブレットは、口腔内フローラのバランスを整える補助として使います。毎日続けることが大切です。

  • 清掃後に使用することで環境を整えやすくなります
  • 一時的な対策ではなく、習慣として続けることが大切です
  • においの原因が残りにくい環境を目指します

特に確認したい方:口腔環境を安定させたい方

タブレットだけで口臭を消すものではありません。歯周治療・清掃指導・舌ケアと組み合わせて使います。

📋おすすめの使い方

1ポイックウォーターで含嗽
2歯みがき・歯間清掃・舌のやさしいケア
3善玉菌タブレットを使用
4同じ条件で再測定

まずお口を整え、次に汚れを落とし、最後に口腔環境のバランスを整えるイメージです。

どのケアも単独ではなく、毎日の清掃と組み合わせて続けることが大切です。

印刷して患者さんへお渡しするか、ファイルとして保存できます。

患者名・IDなどの個人情報は入力しない設計です。保存・共有する際は院内ルールに従ってください。